ラブレスナイフ誕生秘話

皆さんは、カスタムナイフの神様と呼ばれているロバート・ウォルドフ・ラブレスをご存知ですか?このラブレスは、ナイフに興味のある方でしたら神様のような存在です。車でたとえれば、エンツォ・フェラーリと言ったところでしょうか?
この神様ラブレスが、どうしてナイフ作りの道に入って言ったかについて解説します。
ラブレスは、船員をしていた24歳のころにカスタムナイフメーカーのW.D.ランドールのナイフを購入したくてニューヨークの高級アウトドアスポーツ店アバークロンビー&フィッチを訪れましたが、ランドールのナイフは、予約制でありかつ高級品であったことから24歳のラブレスをアバークロンビー&フィッチの店員が軽くあしらい購入できなかったことがきっかけといわれています。その後、自分でナイフを作成することになるのですが、加治屋さんのような技を持たないラブレスは、車の板バネを原料に削りだしでナイフを作成するという当時としては画期的な作成法を考案しました。その作成したナイフをアバークロンビー&フィッチに持っていったところ大変気に入られ大量の注文を得ました。これが、カスタムナイフの神様ラブレスの誕生といわれています。

ラブレスナイフとダブルヌード

ラブレスのナイフは、非常に高い人気を誇っています。
ラブレスは、今までに約1万本程度のナイフを市場に送り出してきたといわれていますが、このナイフは今でも十分高価ですが、将来必ずヴィンテージナイフになること請け合いです。
そうなってしまうと、ラブレスのナイフは到底手が届かなくなってしまいますから、現在でも十分高価かとは思いますが、ラブレスナイフを欲しいと考えている人は早くに購入することをお勧めします。
また、購入に際しては、ナイフ本来の性能とは関係が無いですが、ラブレスナイフの刻印に拘ってみてはいかがでしょうか?
ラブレスナイフには色々なバージョンがありますが、ヌードの刻印が入ったモデルをぜひ選んでいただきたいと思います。そして、もし可能であれば、バックヌードの入ったダブルヌードのモデルを選んではいかがでしょうか?
この辺のモデルが購入できれば、ラブレスナイフの持つすばらしさをすべて兼ね備えており、オーナーに最大の満足感を与えること間違いなしです。

ラブレスナイフとブレード形状

ラブレスナイフのブレード形状とその特徴について列記します。
・クルックドハンター/ラブレス
このタイプは、スキニングナイフの典型です。
・セミスキナー/ラブレス
このタイプのナイフは、動物の皮剥ぎやハンティングなどに万能に使えるタイプです。
・ドロップハンター/ラブレス
オールパーパスなモデルで、ポイント、曲線、ストレートな部分がおのおの使えます。主目的は、ディアハンター用です。
・ストレートハンター/ラブレス
主目的は、ディアハンター用ですが、ポイントや曲線部が長くデザインされているために多目的に使えるモデルです。
・ユーティリティハンター/ラブレス
多目的用途に使用できるラブレスナイフのベストセラーモデルです。
特徴は、ブレードのバックをストレートに落としてあることです。
・ケーパー・フィン/ラブレス
ポイントが使いやすい形状となっているため、釣り用のナイフとして愛用されています。主目的は、つり用だけではなく、動物などの細かい部分の解体に使用しやすいものです。
以上が、ラブレスナイフのブレード形状とその特徴の一覧になります。

Copyright © 2008 ラブレスナイフを使ってみませんか?